民主44、自民51、みんな10=公・共・社は改選下回る―参院選

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100712-00000041-jij-pol

民主党は選挙区28、比例16の44議席で、改選54議席から大幅に後退した。国民新党議席を得られず、与党系は非改選を含めて110議席と、過半数の122議席を大きく割り込んだ。一方、自民党は選挙区39、比例12の計51議席を得て、2001年以来9年ぶりに改選第1党となった。
初めて候補者を擁立したみんなの党は10議席に躍進。公明党は改選から2議席減らしての9議席。共産、社民両党とも1議席を失い、それぞれ3議席と2議席だった。たちあがれ日本新党改革は比例で各1議席を獲得した。

本来、民主党へ流れるはずであった票が、みんなの党にに流れて同党の躍進につながったような気がします。与党になり、様々なところで馬脚を現しているような民主党に愛想を尽かした、あるいは批判的でありつつも、自民党へは票を投じない層というものが一定数あって、みんなの党がその受け皿のようになったのではないかと私は思っているのですが、実態はどうなのでしょうか。
民主党は、元々、同床異夢の集団であり、小沢氏を軸とするグループと反小沢、非小沢のグループの溝は、今後、さらに深まる可能性も高く、不安定な状況の中で、管政権が安定政権となるのはなかなか難しいのではないかという気がします。