小沢氏帰国 謎だらけ英国訪問 報道陣シャットアウト

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090928-00000046-san-pol

小沢氏は英国訪問が多いことで知られる。平成5年から5年連続で訪英したほか、少なくとも11、12、16年にも訪問している。
ただ、民主党では菅直人副総理・国家戦略担当相が6月に同じような目的で訪英しただけに、小沢氏がわざわざ出かけたことに首をかしげる向きも多い。帰国を2日遅らせた立ち寄り先も公表されていない。
そこで政界でささやかれたのが、3年6月に狭心症で入院した小沢氏が「持病の狭心症の検査を兼ねて訪英したのだろう」(自民党閣僚経験者)という説。だが、具体的な証拠はない。このほか「羽を伸ばしに行った」(民主党中堅)との見方まで…。謎が謎を呼び、噂(うわさ)が独り歩きしている。

この種のパターンでは、医師による診察、治療を受けるため、ということが多いという印象があります。政治家の場合、国内での診察、治療では情報管理が徹底できないといった事情もあり、政敵によるネガティブな動きを回避するために海外渡航して診察、治療を受けるという動きになりやすい傾向はあるでしょう。
小沢氏の健康問題は、以前から繰り返し取り沙汰されてきましたが、幹事長という要職に就き来年には参議院議員選挙もあるということで、今後も浮上してくる可能性が高いのではないかという気がします。小沢氏頼みという性格が強い民主党であり、万が一、倒れたりした場合、その影響には多大なものがあるでしょう。