独VWがスズキに最大20%出資へ、週内にも発表=関係筋

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091209-00000341-reu-bus_all

自動車業界は昨秋のリーマンショック以降、中国とインドなど一部の新興国を除き、世界的に需要低迷が続いている。さらに温暖化ガス削減の一環としてハイブリッド自動車や電気自動車(EV)など巨額の費用がかかる環境対応技術の開発が急務となっており、合従連衡圧力が高まっている。

最近、車関係の雑誌を読んでいて、上記の記事にあるようなハイブリッド、電気といった最新のエンジン開発で、ドイツが着実に他国をリードしつつある、という記事があって、かなり興味深いものがありました。以前読んだ

消えた潜水艦イ52 (NHKスペシャル・セレクション)

消えた潜水艦イ52 (NHKスペシャル・セレクション)

で、戦前のドイツの進んだエンジン技術を導入するため、民間の技術者が危険を冒して潜水艦に乗り込みドイツへ行く途中に撃沈されたことが紹介され、また、最近配本された「日本陸海軍機大百科」で紹介されていた戦闘機「飛燕」の水冷式エンジンが、ドイツの進んだエンジン技術を導入したもののその域にはどうしても達することができずエンジンの問題には悩まされていたことが解説されていましたが、長い歴史の中で培われた優秀さ(技術を担うヒューマンリソースを含め)というものは脈々と受け継がれているのかもしれません。
私がVWに乗っているから、というわけではありませんが、ポルシェを傘下におさめ、環境対応エンジン技術でもトップクラスを走り、さらに、スズキを傘下におさめることで、今後、トヨタGMを凌ぐ世界トップに君臨することになる可能性はありそうです。