弁護士大激変 2万5041人の意外な実態(週刊ダイヤモンド8月29日号)

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私も出ていると教えてくれた方がいて(ありがとうございました)、コンビニで買って読んでみると、48ページで「らつ腕弁護士」(笑、「笑」というのは記事の中にあるのではなく私の笑)として紹介され、58ページで、裁判所へ入って行く際の写真が掲載されていました。偶然に、やや上を向いている姿が写っていて、個人的にはなかなか良い写真かと思いましたが、写真の説明で、ヤメ検の弁護も「ヤメ検」、とあるのは、ちょっといかがなものか、というのが正直な感想ですね(苦笑)。
ちなみに、弁護士が「元特捜部検事」と名乗る場合、特捜部プロパーの検事としての在籍経験がないと名乗らないのが不文律で、私は、刑事部や公安部に所属しながら特捜部に応援で派遣され併任辞令をもらって仕事をしたことはありますが、特捜部プロパーの検事であったことはないので、自分で「元特捜部検事」と名乗ったことはなく、今後もその予定はありません。
良い評価をいただくのはありがたいことですが、評価というものは良くも悪くもなるもので、今後も地道に活動する必要があると考えています。
2000年に検察庁を退職した際には、もう刑事事件に関わることもないだろうと思い、手元にあった刑事関係の資料を、当時、借りていたトランクルームに運び込んでしまったものでしたが、人生というのは自分の思いがけない展開をする場合もあるということを感じています。
週刊ダイヤモンドの記事は、現在の弁護士「業界」というものをわかりやすい切り口で切っていて、一部に、はたしてどうかな、というところもありますが、なかなかおもしろいと感じました。