ヤメ検に関する過去のエントリー

某有名ブログのエントリーに関連して、ちょっとコメントしておきます。

ヤメ検」に刑事弁護を依頼するメリット、デメリット
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040804#p8
ヤメ検(再)
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070325#1174784330
ヤメ検の“功罪”問う裁判に 田中森一被告初公判
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090206#1233853284

上記のエントリーを読んでもらうと、私の認識、考え方はわかってもらえるのではないかと思います。私が、その中でどの辺に位置付けられるかについては、ご想像にお任せしますが、「金で動く」タイプであれば、こうやって細々とブログなど書き綴らず、1階に赤ちょうちんがぶらさがった居酒屋が入っているような建物で細々と個人事務所など営まず、ドラマや映画に出てくるような大きな事務所で美人秘書(私の好みで言うと、青山倫子とか吉瀬美智子のような)、大勢のアソシエイト弁護士でも従えて、「この世をばわが世とぞ思う」などと歌でも詠んでいたのではないでしょうか(笑)。
なお、「ヤメ検」というのは、以前、本ブログでも紹介した

ヤメ検―司法エリートが利欲に転ぶとき

ヤメ検―司法エリートが利欲に転ぶとき

の表題にも出ているような、「利欲に転んだ」といった、ネガティブなイメージを多分に含んでいる言葉で、上記のエントリーに出てくるような、人格者を気取りながら見通しが立たない事件で5000万円もふんだくるような元認証官も、私のように「なか卯」で無料チケットで注文したサラダと一緒に牛丼を食べたりしながら細々とやっている者も、一括してそのカテゴリーに入れられてしまう傾向があります。
また、弁護士業界の内部でも、プロパーの弁護士の多くは、元検事の経歴を有する弁護士に「ヤメ検」という言葉を浴びせかけつつ、上記のようなネガティブな印象を抱いている場合が多いという傾向もあります。
マスコミにも、そういったバイアスのかかった見方をしているものがいることは、上記のエントリーで取り上げた記事で、「ヤメ検の“功罪”問う裁判に」などと書いていることからもうかがわれるでしょう。