年収100万円台も珍しくない 非常勤講師「使い捨て」の悲惨

http://www.j-cast.com/2009/05/06040504.html

非常勤講師は、下働きの「やらせて頂く」仕事だという徒弟制度のような発想が根強く残っています。実際、昔はそれで機能していたのです。

町村教授ブログ経由で知りましたが、

http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2009/05/univ-00d6.html

「やらせて頂く」という感覚なんだな、ということを、門外漢としては、記事を読み一種の新鮮さ(?)を伴いつつ感じました。
私の場合、以前、法科大学院の非常勤講師をしていたことがあり、元々、お金目当てでやっていたわけではありませんでしたが、報酬は、この記事に出ている程度で、お金以外のところでモチベーションを持たないと、とてもやっていけないということは感じました。
その後、他の業務が忙しくなってきたこともあって、非常勤講師は辞め、現在、教育関係の仕事はやっていませんが、刑事訴訟法などの講義を業務に支障がない範囲内で持っているほうが、自分自身の勉強にもなって良い面もあるので、今後、今の状態が多少なりとも落ち着いてきて可能になれば、「使い捨て」にならないよう注意しつつ検討しようとは考えています(もちろん、そういう依頼があれば、ですが)。