空港検査トレー投げ 警察キャリア、暴行容疑で書類送検

http://www.asahi.com/national/update/0122/TKY200901220133.html

警察庁は同日、警視を停職3カ月とする懲戒処分を決めた。警視は同日付で依願退職した。
同庁は「暴行や無届けの海外旅行に加え、テロ対策に協力すべき警察官が自分の身分を示してチェックを免れようとした行為は極めて遺憾な信用失墜行為だ」としている。

まったく警察庁が言っているとおりで、この処分はやむを得ず、引責辞職もやむを得ないでしょう。つまらないことでキャリアを棒に振ってしまいましたね。
こういった行為に及んだ背景には、警察庁キャリアであるということについての驕り、増長といったこともあったのではないかと推測されます。人は地位が上がり社会的に評価され経済的に豊かになったとしても、謙虚な気持ちを忘れず、常に自重自戒しなければならないということを改めて感じます。
ただ、こういった不祥事について、警察庁が厳正に対処、処分したことは評価できると思います。泣いて馬謖を斬る、という姿勢がなければ、警察のような組織が国民の信頼を得ることは難しいでしょう。