米旅行の新制度、システム導入間に合わず JALなど

http://www.asahi.com/national/update/0109/TKY200901080262.html

米国へ旅行する際に新たに義務化されるインターネットでの事前申請制度「電子渡航認証システム」(ESTA)について、申請の有無を搭乗前に確認するコンピューターシステムの導入が、日本航空(JAL)など複数の航空会社で12日の制度スタートに間に合わないことがわかった。

各社は当面の間、きちんと申請して米政府から「渡航認証」を得たかどうかの確認を、口頭による「自己申告」に頼ることになる。仮に「申請を済ませた」とうそをついて搭乗した場合は、米国入国時のパスポートチェックなどで発覚し、入国を拒否される可能性が高いという。

インターネットを使ってこういった手続をすることに慣れていない人は大勢いますから、かなりの人が、わけのわからないまま、手続をせずに飛行機に乗ってしまい、米国到着後に入国を拒否される、ということが起きそうな、悪い予感がします。
ネット社会では、制度のほうがはるか先へと行ってしまい、取り残されてしまった人が困りきった状態になる、ということが起きがちですが、1つの典型例、ということになりそうです。
当面は何らかの救済措置を講じてもらえるように、麻生首相からオバマ新大統領にでもかけあったほうがよいでしょう。