ビザなしの米国渡航 事前認証が必要です 成田空港で新制度をPR

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008121802000231.html

新制度は「ESTA」と呼ばれる電子渡航認証システムで、テロリストの入国阻止などが目的。
ビザが免除される九十日以内のビジネスや観光目的の渡航者は、事前に米国土安全保障省のサイトにアクセス、質問に回答して認証を受ける必要がある。
質問内容は、これまで出入国カードに記入していた氏名、パスポート番号、逮捕歴などで、サイトには日本語案内もある。パスポートが有効期限内なら認証は二年間有効だ。
航空各社は搭乗手続きの際、認証を受けているかどうかチェックする。認証を受けていない旅客は、米国行きの便に搭乗できない。手続きを忘れて空港に来た場合、出発直前でも申請できるが、認証が間に合わず、予約した便に乗れない恐れもある。

先ほど、テレビのニュースを見ていたところ、この件に関して、在日のアメリカ総領事(だったと思います)が、今まで紙に書いていたものをインターネットで手続するだけで
だから簡単で問題ない、といった趣旨のことをインタビューで答えていて、おいおい、ちょっと待てよ、それは違うぞ、と思いました。
まだ、かなりの人が、「インターネットを使って」というだけかなり高いハードルになってしまうという実情があり、申請を受けるほうの利便性が重視されるあまり、申請するほうの不便さの問題が置き去りにされていることは間違いないでしょう。
嫌ならアメリカに来るな、ということでもあると思われますが、感心できない制度だな、というのが率直な印象です。