あなたの会社は大丈夫?“突然死”黒字倒産激増の怪 昨年7社から今年すでに34社

http://www.zakzak.co.jp/top/200811/t2008112737_all.html

50年代後半といえば、日本が高度成長期に差し掛かったころで、国内経済は活気にあふれていた。しかしその半面、資金需要が急速に高まったため、黒字なのに運転資金が調達できずに倒産する会社が相次ぎ、大きな社会問題になった。
あれから約50年。再び「黒字倒産」のラッシュが日本を襲っている。

黒字、赤字というのはあくまで損益計算書上のもので、上記のような「運転資金」を、一種の血液のように確保する、ということができないと、いくら黒字であっても、血液が供給されなければ死んでしまうように、企業も存続は困難になりますね。私のような零細自営業者にとっても、この問題は常にありますが、規模が大きいほど、必要となる運転資金も大きくなって、資金繰りの困難さは増すでしょう。
そこをうまく補う上で、金融機関からの融資が重要になるはずですが、その辺の「蛇口」が次々と締められてしまうことで、次々と深刻な事態が生じているような気がします。定額給付金で広く浅くお金をばらまく前に、こういったところで政府が何か手を打てないか、と思うのですが、無策ですね。