覚せい剤密輸 無罪なのに拘置7カ月 『外国人対策 法律に欠陥』 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008100902000227.html

覚せい剤が入っていたとは知らなかった」と一貫して無罪を主張し、千葉地裁は、旅行先で知り合った男から高額の報酬と引き換えにスーツケースを渡されたと認定したが「故意と認めるには合理的な疑いがある」と無罪を言い渡した。東京高裁も「重さや見た目で気付くのは困難」と検察側の控訴を棄却、確定した。高裁裁判長は「再拘置は気の毒だった」と述べた。

以前に、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080410#1207783357

とコメントしたことがありますが、そもそも、在留期限を過ぎている外国人であっても、刑事事件の公判中であれば強制退去になることなく裁判を受け続けられる、という法制度にしなければ、今後も同様の問題は起き得るでしょう。この点は、法務省の怠慢と言っても過言ではなく、早急な改善が求められると思います。