篤姫の婚礼の駕籠を確認…米スミソニアン博物館で

http://www.zakzak.co.jp/top/200809/t2008092521_all.html

駕籠は本体が幅約96センチ、長さ約134センチ、高さ約136センチ。黒漆の上に金の蒔絵(まきえ)で二葉葵(あおい)をあしらった唐草文様を描き、さらに徳川家の三葉葵紋と近衛家の牡丹(ぼたん)紋を配している。7月に同博物館を訪れた斎藤慎一・江戸東京博物館学芸員が確認した。

記事に添付されている写真を見るだけで、その豪華さが伝わってきますね。記事では、「江戸開城の際、篤姫ら大奥の女性が置いたままにした大きな調度品を明治新政府が売却したのではないか」という、調査にあたった学芸員のコメントが紹介されていますが、開城時の混乱に乗じて勝手に持ち出されたものが、その後、転々と譲渡されスミソニアン博物館へと流れた等々、いろいろな可能性が考えられるのではないか、と思います。是非、日本に里帰りして日本国民が広く見られる機会を作ってほしいものです。