新宿に『限界集落』 大規模都営住宅 65歳以上入居が半数

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008090602000248.html

超高齢化が判明したのは総戸数約二千三百戸の「戸山団地」。

約三百四十世帯が暮らす二号棟のあるフロアには、独り暮らしの1DKばかり三十五室が並ぶ。

社協は住民の高齢化に加え、棟によっては1DKが半数近いなど単身者用に偏った建て替えが、独り暮らしの高齢者の増加につながったと判断。家族向けを増やすなど多様な街づくりを工夫すべきだったと指摘する。

私は、大学時代、戸山団地の近くに住んでいたので周辺の状況はわかりますが、昔からここに住んでいて、子供が独立したりした後、引き続きここで生活したいという高齢者が多かったのではないか、と推測しています。それが、上記の記事にあるような、単身者用に偏った建て替えを生み、大都会の中での「限界集落」出現という事態になったのでしょう。
今後、都会であってもこのような事態が次々と生じる可能性は高く、対策が急務であることは明らかだと思います。