「3アウトでサイト封鎖」韓国に吹き荒れるネット規制旋風

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT13000019082008&landing=Next
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT13000019082008&cp=2

ネットユーザーの間では、「インターネットを浄化しようとする意図は分かるが、行政機関がインターネット事業者を廃業にまで追い込めるので官民の癒着関係が生まれやすい」「著作権侵害以外に政府の気に入らない掲示物も次々と消される危険性がある」「韓国にはもう表現の自由はないかもしれない」と、海外サイトへの「ネット亡命」を選択する人も増えている。

韓国政府がどんなに強力な法律を作ろうとも、世界中のインターネットを規制することはできない。ネット亡命はこれからも増え続けるしかないだろう。インターネット新聞などは「政府がインターネットに絨毯爆撃を準備している」とまで批判していた。2ちゃんねるなど、日本のウェブサイトに亡命してくる韓国ユーザーも出てくるかもしれない。

この「「韓国政府が」という部分は、「日本政府が」と読み替えても同様のことですね。インターネットの浄化、という表現は、日本の警察関係者も好んで使用しますが、こういった発想自体にそもそも無理があるということを認識するところから、具体的な対策作りというものが始まるべきだし、そうするしかないように思います。
2ちゃんねるなどへの「亡命」というのは、なかなかおもしろい話ですが、日本では、規制強化の流れが根強くあるだけでなく、規制強化に反対するという美名の下、自主規制という枠組みを作ることで一種の利権化しようという流れもあって、亡命できる国かどうか、ということになると、今後はかなり厳しくなりそうです。