<小沢民主代表>政権獲得すれば裁判員制度見直しの意向

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080816-00000017-mai-pol

同制度は刑事裁判に一般の人が参加するものだが、数日間仕事を休む必要があることや、守秘義務などの負担が重い。小沢氏は13日に鳩山由紀夫幹事長と会談した際、抜本的に見直す必要性を示唆し、「政権を取ってから(対応を)考える」と述べたという。
今年初めの最高裁の意識調査では、同制度について「義務なら参加せざるを得ない」44.8%、「義務でも参加したくない」37・6%と、消極的な国民意識が明らかになっている。党内では「国民が不安なら先延ばしを考えないといけないかもしれない」(幹部)との意見が出ていた。

次回の総選挙の結果によっては、裁判員制度が吹き飛んで、歴史の中の「幻の制度」になってしまう可能性もありそうです。
「義務でも参加したくない」人が約4割もいるようでは、常識的に考えて、制度がうまく機能するはずもなく、「手術は失敗し患者も死に病院もつぶれました」という取り返しのつかない破局に至る前に、一旦、白紙に戻して考え直した方が、やはり良さそうな気がします。