刑法犯が6年連続減少 08年前半、警察庁まとめ

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008071101000020.html

今年1−6月に全国の警察が認知した刑法犯の件数(暫定値)は、前年同期比5%減の87万9208件となり、上半期として6年連続の減少となったことが10日、警察庁のまとめで分かった。検挙率は0・3ポイント上昇して31・6%だった。
刑法犯は統計上、2002年の年間285万3739件をピークに減少しており、今年下半期もこの傾向が続けば、昨年と同様に200万件を下回る見通し。

好ましい傾向ですが、通り魔殺傷事件など、過去には稀にしか起きなかった事件が次々と起き、「数」「量」の問題には解消できない犯罪の質、中身ということは、今後も引き続き問題であり続けるでしょう。
特異な犯罪が発生した場合に、驚きあきれ怒るだけでなく、そういった犯罪が発生した背景、原因に目を向けつつ再発防止策を探る、ということの重要性を感じます。