「毎日jp」が自社広告だらけに、ネット上に深いつめ跡残る

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080708/310423/?ST=ittrend

毎日新聞社は英文サイト「毎日デイリーニューズ」(Mainichi Daily News)上のコーナー「WaiWai」で、「日本の女子高生はファーストフードで性的狂乱状態」など低俗な記事を長年にわたって配信し、ネット上で批判の声が上がっていた。

広告主企業がネットユーザーから抗議を受けていることをヤフーやメディアレップに伝えたことで、毎日jpへの広告配信を一時的に停止する判断を下したもようだ。
影響はアド・ネットワーク経由の広告だけにとどまらない。これからピークを迎えるお中元商戦に向けて企画していた「お中元特集」ページは、出店企業が次々と撤収したことで、商戦本番前の7月4日に閉鎖に追い込まれた

一種の「炎上」状態になっているようですが、通常の炎上とは異なり、経済的にも大きな痛手を被る、ということになっているようで、インターネット上で不用意な行為に及ぶとここまで深刻な結果を招きかねない、という、教訓的な事例と言えそうです。
「毎日」というと、インターネットを敵視する、反インターネットというイメージが強くありますが、敵視する相手から強烈な反撃を受けている、という構図とも言えるような気がして、興味深いものがあります。
これで、ますますをインターネットを敵視して、ますます妙な方向へ迷走するようなことにならないようにしてもらいたいものです。