「書籍」コンビニ強盗が過去最多 景気悪化が影響か

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009121701000775.html

今年1〜11月に全国で起きたコンビニ強盗事件は828件と昨年同期より284件(52・2%)増え、警察庁が統計を取り始めた04年以降、通年ベースでも12月を残し最多となった。17日、同庁の犯罪統計(暫定値)で分かった。
強盗全体も1〜11月は昨年同期比311件(8・0%)増の4186件で「凶悪犯」類型では唯一増加。同庁は同庁は景気悪化が影響している可能性があるとみている。
刑法犯全体の認知件数は同5・9%減の157万4971件で、通年でも7年連続の減少の見通し。

現在、平成21年版の犯罪白書中、特集の部分を読んでいますが、

読みながら、強盗という犯罪が、再犯者のかなり多い犯罪であることを再認識しました。一旦、高い障害を乗り越えてそこまで踏み込んでしまった者は、その後も、容易に再犯に陥りやすいということなのかもしれません。
今年の犯罪白書の特集は、刑事政策の永遠のテーマとも言える再犯対策を考える上で、貴重な資料を提供していて、かなり参考になるものがあります。
コンビニにおける強盗対策には、今後、さらに真剣に取り組む必要があるでしょう。