転落死した西村真悟議員の長男、前日「強いうつ状態」診断

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080109i515.htm

昨年末から元気がない様子で、8日、都内の病院で「強いうつ状態」と診断され、入院を勧められた。空きベッドがなかったため、いったん帰宅し、9日に再び病院へ行く予定だったが、家族が30秒ほど目を離したすきに、20階にある自室のベランダの手すり(高さ約1・3メートル)を乗り越えたとみられる。

他の報道によると、司法試験受験歴があるとのことで、それが、強いうつ状態の原因(唯一の原因ではないとしても)になったのではないかとも思われ、お気の毒としか言いようがありません。
日本における自殺者は依然として高止まり状態ですが、自殺防止対策を、今後さらに強力に推進して行く必要性を感じます。司法試験に関して言うと、これに合格できず、その後、中央省庁事務次官、大会社の社長等々、社会的にも枢要な地位についた人は多く、合格できなかった、ということは、単に、事実としてそれだけの意味があるに過ぎませんから、受験者の方々は、合格できない場合であっても、他のより良い、より適性が見出せる進路を是非検討していただきたいと思います。
亡くなった西村議員のご子息のご冥福をお祈りします。