波乱相場来年も 東証、大納会も急落 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2007122902075933.html

例年は新年への期待を膨らませる市場だが、〇八年も波乱の相場が続くとの見方が強い。

私は、今のところ株はやらないので、株価が上がっても下がっても関係ないのですが、仕事柄、株で失敗した人は大勢見ています。その経験から言うと、やはり、特に、資金力に乏しい個人は、自分の身の丈に合ったところで堅実を旨として取引する、ということが必要ではないか、という気がします。休むも相場、と言いますが、熱くなって走るだけ走る、というのは危険で、時には頭を冷やして冷静になる、ということも必要でしょう。その意味で、この年末年始は、波乱が予想される来年へ向けて、頭を冷やすには良い機会かもしれません。

追記1:

今日の日本経済新聞朝刊「大機小機」で、「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟する」という格言が紹介されていましたが、相場に限らず、他のいろいろな物事にも通じる、味わい深い格言ではないか、と思いました。

追記2:

より正確には、この後に、「幸福感の中で消えて行く」がつくようで、ますます味わい深い格言である、と感じ入りました。
人生も、幸福感に包まれている時は、不幸の一歩手前、ということかもしれません(幸福感に包まれている方には、不快な気分にさせて申し訳ありませんが)。