前次官 次女留学費、虚偽説明の疑い

http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY200712070330.html

宮崎元専務は04年と06年に、秋山元社長が管理していた米国内の裏金口座から、守屋前次官の次女と妻の幸子容疑者(56)=収賄容疑で逮捕=名義の口座に計三百数十万円相当の米ドルを振り込んだ。この現金は前次官らが受け取ったわいろの疑いが持たれている。前次官夫妻はゴルフ接待疑惑が浮上した後の今年10月ごろ、元専務と相談し、この現金を返却したことがわかっている。

家族皆でソフトバンクの携帯電話を使えばお得、という「ホワイト家族」が話題ですが、前次官の家族は、飲み、食い、歌い、娘の留学費用までたかる、「たかり家族」化していたことは間違いないようです。たかられる側としても、ここまでたかってくれる存在になれば、かなりのメリットがあったことは、容易に推測できます。
小さな事件ですが、

宴会費総額20万円 差額分、業者持ちか 青森・空自
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY200712070333.html

では、

宴会は5日夜、防衛関連業者「大京整備」(本社・東京)が、基地近くに支所を開設した「祝賀会」として、つがる市内の温泉旅館で開いた。同基地から太田勝・基地司令はじめ9人、大京整備から沼本宣政社長ら7人と、同社と親交がある2人の計18人が出席した。社員6人は全員が空自OBだった。
関係者によると、宴会では和定食に加え、地酒や焼酎などが出た。「1人で7、8000円かかった」という。さらに女性2人のコンパニオン料金3万3000円、三味線の演奏料が1万円で、総額は約20万円だったという。参加者18人で単純に割ると、1人あたり約1万1000円になる。

といった、コンパニオンだの三味線だの、という、くだらない宴会に、「社員6人は全員が空自OBだった。」という癒着、べったり状態の中、業者に飲み食いの費用を負担させて出席しており、日本全国の防衛省関係部署、自衛隊に、「ミニ前次官」「ミニおねだり妻」が悪性のウイルスのように蔓延している恐れが強いのではないかと危惧されます。