法務省検事を書類送検、帰宅途中トラブルで男性を傘で殴る

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071009-00000214-yom-soci

検事は2日午前0時15分ごろ、都内の自宅に歩いて帰宅する途中、20歳代の男性が後ろから自転車でぶつかってきたことに腹を立て、手にしていた傘で男性の顔や肩を数回殴った。検事は焼酎4〜5杯を飲んでいたという。
男性が近くの交番に駆け込んで被害を届け出たため、警視庁は4日、検事を書類送検。その後、示談が成立し、東京地検は9日に不起訴(起訴猶予)としたという。

私は、たとえ酔っ払っていても、他人を傘で殴ったりはしませんが、私が上記のようなことをやれば、警視庁はほぼ間違いなく私を現行犯逮捕するでしょう。弁護士は警察に嫌われているので、この種の行為に及べば、ほぼ間違いなく逮捕は免れないはずです。

傷害で弁護士逮捕=自転車の女性突き飛ばす−大阪
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070929#1191044765

傘で殴るのも、突き飛ばすのも、行為としては大きくは変わりませんが、一方は逮捕、一方は在宅ですから、この種の事件を起こす際には、弁護士よりも検事をやっているほうが得しそうです。
この検事様は、逮捕はされなかったようですが、2日の午前零時15分頃に犯行に及び、4日に書類送検、9日に起訴猶予という、恐るべき迅速な捜査、処理で、いつも、忙しいだの、他にも事件があるだの、ごちゃごちゃ言っていても、やればできるじゃないか、と言いたくなりますね。>警視庁、東京地検
週刊誌とかインターネット掲示板などに書かれる前に、迅速に送致し、処分を出してプレスリリースするため、検察、警察一丸となって迅速処理を目指したのではないか、と勘ぐりたくなります。
酔っていたとはいえ、他人を傘で殴るような人間に検事が務まるのか、という疑問は、誰に答えてもらえば良いのでしょうか?