安倍首相が辞任会見「国民の支持なく政策推進が困難」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000919-san-pol

安倍首相は「改革を進めていく決意で続投し、内閣改造を行ったが、国民の支持、信頼の上で力強く政策を進めていくのが困難な状況になった」と述べた。

出処進退というのは難しいものであると同時に、「今後」へとつなげて行くためには、考えた、周囲の納得が得られる出処進退である必要があるでしょう。その意味では、今回の安倍首相の辞任表明は、最悪、最低の部類に属するものと言っても過言ではないと思います。
そもそも、国会が開会し、所信表明演説を行った直後に、なぜ、突然、政権を投げ出してしまうのでしょうか。国民に対しあまりにも非礼であり、かつ、無責任であると思います。このような首相を、首相という地位につけてしまったことを、日本国民は深く反省し、過ちを二度と繰り返さないという決意を新たにする必要があるでしょう。
参議院議員選挙で惨敗した直後に、未練がましく首相の地位にしがみつかず、潔く辞任すべきであった、ということに尽きます。