ゾルゲ直筆文が存在/元特高の娘が沖国大に寄贈

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200708041300_06.html

資料は、ゾルゲ事件を取り調べた元特別高等警察部(特高)の故大橋秀雄氏が所蔵していた。公開されていた資料も一部あるが、あらためてまとまった形で寄贈された。

一九四二年三月七日、東京拘置所内でゾルゲが大橋氏にあてた直筆の手紙では「私の事件の取り調べに彼の最も同情ある、ただ最も親切であったことを記念し、私は取り調べの指揮者である彼に深い感謝を述べます」などと記されている。

大橋氏は2002年に亡くなったとのことですが、死後、同氏についての追悼記事を新聞で読んだ際に、人間的に非常に誠実な人で、それだけに、ゾルゲから非常に信頼された、ということが紹介されていたことを思い出します。
これだけの資料が、今後、きちんと整理、分析されて、書籍として出版されてほしい、と思わずにはいられません。