セカンドライフにおける法律問題

セカンドライフ」と言うと、団塊の世代等の「第2の人生」と、話題の仮想空間におけるサービスの、2つの話題があって紛らわしいのですが、私の場合、専ら、後者のほうに絡んできます。
今週、セカンドライフ上の法律問題について、某マスコミの取材を受ける予定になっている関係で、週末、時々、頭の中を整理しながら考えていました。
こういったバーチャルな世界における法律問題というものは、言うまでもなく、セカンドライフの前から既に存在していたもので、セカンドライフだからといって、新たな点が次々と問題になるものではなく、今まで既に検討されていた内容を、応用しつつあてはめることで、かなりの問題については解決への道筋が見出せるのではないか、というのが、総論部分に関する私の見方です。
ただ、各論部分になると、確かに、セカンドライフ内で、今までになかった、リアルな社会に極めて近い、様々な人間関係が形成されることになり、それに伴い、様々な紛争が生じることになります。各論部分について、適正、妥当な解決を見出すためには、どのように考えて行くべきか、ということが、やはり問題になるでしょう。
ということで、思考が行きつ戻りつしながらの週末でした。