北方3女性連続殺人事件

http://www.nishinippon.co.jp/news/wordbox/display/4796/

地元の西日本新聞のニュースだけに、掘り下げ方がなかなか良いと思います。

高裁判決は捜査批判の連続だった。連続24日、1日最長15時間21分。深夜まで及んだ任意の取り調べを「令状主義を甚だしく逸脱する違法性の高い捜査」と糾弾し、自白上申書を証拠不採用とした。幹部は「検察の主張が受け入れられず、残念」と強がるのが精いっぱいだった。

これだけ批判されながら、今でも、

石田耕一刑事部長らは「遺族には申し訳ない」と話した。だが、高裁判決で取り調べの違法性などを指摘された捜査の在り方を問われると「適正だった」と強気の姿勢を崩さなかった。

という状態の佐賀県警は、警察として何か決定的なところで間違っているように思えてなりません。反省がないところに改善も進歩もないでしょう。真相が解明されず、真犯人も処罰されず、被害者も浮かばれず遺族も納得できない、という状態の中で、何の反省もせず、この程度のお粗末な捜査能力で、今後、佐賀の治安は守れるのでしょうか。警察庁に、「落ちこぼれ要注意警察リスト」といったものがあれば、佐賀県警は冒頭に記載されている可能性が高いでしょう。
こういう警察に頼るしかない佐賀県民は、本当に不幸と言うしかありません。自警団でも作って自衛するしかないかもしれません。