「口からでまかせ」堀江被告、元側近証言を批判

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061114-00000317-yom-soci

被告は、「そもそも(自分は)『やりきる』という言葉を使わない。もし言うなら、『(経常利益)50億円、死守』とか、熟語を使う」などと全面否定。

ロッキード事件における田中首相への請託の際に、田中首相が「よっしゃ、よっしゃ」と言って了承した、ということが熾烈に争われたことが思い出されました。贈賄側の供述調書では、「よしゃ、よしゃ」(よしや、よしや、だったかもしれません)とあって、そういった表記面とか、新潟県人である田中首相が、そういった表現をするかどうか、ということまで争われたと聞いています。
「やりきる」という言葉は、私も日頃は使いませんが、ありふれた表現であり話の流れの中では使うかもしれない、と思いますから、裁判所が、「被告がこの表現を使うはずがない」という理由だけで否定することは、おそらくないでしょう。