<福岡いじめ自殺>発端は学年主任の「いじめ発言」繰り返し

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061015-00000056-mai-soci

両親らは、自殺直後に学校が全生徒から取ったアンケートと、両親が親しかった生徒2人に書いてもらったメモを基に「息子だけが1年の時からいじめられていた」「一部生徒がアンケートで学年主任によるいじめを記述している」と指摘した。
また、▽1年の時に生徒らをイチゴやジャムに例えてランク付けするなど人格無視の発言を繰り返した▽ケガをしているのに仮病よばわりやうそつき扱いした――ことなどを、同級生2人から伝えられたことを明かし「間違いないか」とただした。学年主任は「(男子生徒が)からかいやすかったから」と、いじめ発言を繰り返していたことを認めた。
 さらに、母親が男子生徒のインターネット利用について教諭に相談した内容を他の生徒たちに明かして、同級生らがこれに絡めたあだ名で呼ぶようになったいじめを誘発していたことも指摘した。母親によると、男子生徒はこの後「学校に行きたくない」と言うようになったという。
両親がこうした教諭の言動がいじめ助長につながったのではないかと迫ると、合谷校長は「そう思います」と答えた。

教師が率先して生徒をいじめているようでは、何のための教師なのかわからないですね。教師にまでいじめられるようでは、亡くなった生徒さんも、さぞ辛かっただろうと思います。
こういった言語道断の教師がいる場合に、教育委員会等に対し、直接、苦情を言えて、速やかに改善されるような実効性のある制度も必要かもしれない、と、このニュースを見て思いました。

追記:

ニュースを見る限り、教師や周囲の生徒による深刻ないじめがあったことは明らかなようであり、単に「ごめんなさい」「許してください」で済むような話ではないでしょう。法的責任(刑事は難しそうなので、主として民事)を徹底的に追及し(学校当局の責任も問題になるでしょう)、せめて金銭で償わせるとともに、追及の過程で、いじめの実態を白日の下にさらして、再発防止に役立てる必要があると思います。