公取委、課徴金を初減免へ・談合自主申告の三菱重など

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060811AT1C1000310082006.html

関係者によると、三菱重工公取委の立ち入り検査前に申告し、検査のきっかけとなった。三菱重工は全額免除、立ち入り後に申告した石播、川重は30%減額される。ほかの受注企業である日立製作所と荏原の2社は通常の課徴金が科せられる。課徴金総額は約10億円の見通し。5社は2004年6月から11月までのトンネル用換気装置の5件の入札で談合、事前に受注業者を決めていた疑いが持たれている。

この流れが、今後、どこまで定着するか、ということでしょう。日本特有の談合体質は、一朝一夕にはなくならないと思いますが、こういった一種の「仲間割れ」が次々と起きれば、相互に疑心暗鬼にもなり、仲良く談合する、ということは次第に難しくなって行く可能性は高いと思います。