http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20060727ok06.htm?from=os1
群れ集まるのは人間の習性ですが、私の場合、そういうことは好きではなく、弁護士会でも派閥には入っていませんし、県人会、といった会合に出たこともなく、そういう時間があれば、早めに帰宅して、たまりにたまった本でも読みたい、というのが正直なところです。
ただ、こういう生き方をしていると、得をすることよりも、損をすることのほうが多いような気がします。検察庁でも、力のある人、人事に影響力がある人などに、名前を覚えてもらい評価してもらう、そのために、そういう人の周囲に群れ集まり、日頃から何かにつけてアピールし目立っておく、という、要領の良い人間のほうが、実際はたいした力がなくても、日の当たる道を歩みやすいものです。これは、検察庁だけではなく、どのような組織にも言えることでしょう。
だからこそ、群れ集まる人々が増えることはあっても減ることはない、ということになります。
