彩香さん水死、人形流して実況見分 秋田県警捜査本部

http://www.asahi.com/national/update/0710/TKY200607100284.html

県警によると、川の数カ所で人形を流して、水の流れを調べたほか、水位や川幅、水流の速度などを測定した。せきや川幅の狭い部分を人形が通るかの実験もしたという。当時の水位ではどうかを今後判断する。

昔、あるところの検察庁に勤務していた際、崖から人を突き落として殺害した、という事件の捜査を担当したことがありました。「突き落とされた」被害者の転落状況を再現するため、警察が、現場(山奥でした)で一体あたり数十万円もする人間そっくりの人形を、何体か実際に落として再現し、私もそれに立ち会って、転落状況を見分したことを思い出しました。こういった再現により、確認できることは多いはずです。特に重大事件においては、お金がかかっても、避けては通れない捜査と言えるでしょう。