http://www.sankei.co.jp/news/060709/bun034.htm
対馬さんは「荷物は持たないで」「姿勢を低くしてタオルで口と鼻を覆って下さい」など、不時着した際に機内にアナウンスする内容などを自分のノートにまとめていた。空港の情報などをきちんと整理してある他のページに比べ、揺れる機内で急いで書いたためか文字が乱れている。
何年か前に、この方のお父さん（だったと思います）が、ご自宅でインタビューを受けているのをテレビで見た記憶がありますが、娘は小さい頃から客室乗務員になることを望んでいた、あの最悪の状況の中でよく職務を全うしたと思っている、と、遺品の血染めの制服を前にして、淡々と語っていたことを覚えています。
ダッチロールが続く機内で、最後まで乗客の安全を思い、必死に努力した乗務員のことは、永く記憶にとどめられるべきでしょう。
