広島女児殺害論告要旨/検察側

http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2006060901003105&genre=detail

従来の死刑・無期事件の量刑を見ると、この種の事件では、悪質であっても、被害者1名の場合は死刑選択は回避されて無期懲役、あるいは長期の有期刑になっていた傾向があるのではないかと思います。
この事件も、同種の奈良における女児殺害事件も、検察庁は、被害者1名であっても死刑を求刑していますが、裁判所が死刑判決を出し、最終的に確定するようであれば、幼児をわいせつ目的で殺害する、といった事件では、被害者1名であっても死刑が十分あり得る、という基準が確立することになるかもしれません。
その意味でも、判決が非常に注目されると思います。