「読み聞かせ」に細かい注文 著作権めぐり作家ら

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200605120398.html

これですね。

http://www.jbpa.or.jp/ohanasikai-tebiki.htm

作成の過程で日本図書館協会は「分かりづらい内容で、読み聞かせは法的に問題というイメージが広がり、規制につながりかねない」と申し入れたが、大筋は変わらなかった。作成に加わった読み聞かせ団体の親子読書地域文庫全国連絡会は一定の評価をした上で「あれもダメ、これもダメと煩雑さから現場が萎縮するのは心配だ」と話す。

日本の著作権法上、フェアユースに関する包括的な規定がありませんが、個々の規定の解釈上も、また、場合によっては権利者の権利行使を「濫用」として制限する概念としても、フェアユースという考え方は取り入れて行く必要があるのではないか、と、上記のような関係者の懸念を見て、改めて感じました。
「読み聞かせは法的に問題」というイメージが広がれば、関係者が萎縮し、絵本等も売れなくなり、あるのは権利だけ、ということになりかねない、という認識も必要でしょう。