野球の思い出

WBCで日本チームが世界一に輝くという快挙を成し遂げましたが、私自身が、今まで最も打ち込んだスポーツは野球でした。中学、高校とずっと野球部に所属し、高校当時は、一応、甲子園を目指していました。
野球というスポーツが好きであっただけでなく、いろいろな点で勉強にもなったと振り返って感じます。元々、自分勝手なところがあるので、チームワークとか、チーム内の人間関係、といったことで学ぶことが多くありましたし、勝負の怖さ、勝利と敗北が紙一重であることなども学びました。今でも覚えていますが、3点ほどリードして9回裏の相手チームの攻撃を残すだけとなり、これは勝ったと思っていたところ、逆転満塁サヨナラホームランを打たれてしまい、見事にサヨナラ負けしてしまった、ということもありました。その時、ホームランボールが、外野のフェンスの上を「ポーン」という感じで超えて行き、それを自分が呆然と見送っている光景は、今でも思い出すことができます。勝負事というものは、最後の最後までわからないものだ、ということが骨身にしみてわかり、今でも良い勉強になったと思っています。
最近は、自分自身がプレイする機会はなくなりましたが、WBCのゲームをテレビで観戦し、改めて野球のおもしろさ、奥深さを堪能することができました。