尾道(広島)で高校野球を観戦

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私は広島市にある私立修道中学、高校の出身で、中高の6年間、野球部で活動し、今はもうない広島市民球場で夏の大会を戦うなどしていました。母校の野球部が、今年の夏の大会で、3回戦を突破し、4回戦まで進んだと聞き、観戦したくなって、今日の午前中に、尾道にある、しまなみ球場で行われた試合を観戦してきました。
結果は、上記の通りで、1対17で、残念ながら5回コールド負けという結果でしたが、思い起こすと、高校野球の公式試合を観戦するのは、実に高校卒業以来で、29年振りということになり、良いものを見させてもらった、というのが、試合後の率直な感想でした。両チームとも、さすがに、野球王国広島で4回戦まで進むだけあり、動きもきびきびとしていて、レベルの高さを感じさせるものがありました。
勝敗を分けたのは、投手力で、山陽のピッチャーが尻上がりで調子を上げ、びしびしと打ち取って行ったのに対し、修道は、これまでの疲れも出たのか、3名の投手が、いずれも、調子が今一つで、ストライクもなかなか取れず、押し出しで点を取られ、いわゆる「ボールを置きに行く」ところを痛打されて、また点を取られる、といった状態で、大差がつきコールド負けとなりました。
とは言え、4回戦まで、よく勝ち進んだものと思いますし、勝って得られるものよりも、負けて得られるもののほうが大きいものであり、選手の皆さんには、貴重な経験を糧に、今後、より大きく成長してほしいものだと思いつつ、帰京しました。