- 作者: 小島道裕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今、読み進めているところですが、実証的で、非常におもしろい本だと思います。織田信長が、その時々で、何を狙い、目指して活動していたのか、を、その時々の状況の中で浮き彫りにしようとしており、織田信長の歴史的評価を考える上で、示唆に富む内容になっていると感じています。
特に感じるのは、織田信長が目指していたのは、やはり、自らが天皇を超える存在になることであり、だからこそ、明智光秀をはじめとする、従来の秩序に固執する人々は、その存在を許しておけなかったのではないか、ということです。
先日、京都へ行った際、本能寺へ立ち寄ったということもあって、興味深さが増しています。