「救える命だったのに…」 IT大国の落とし穴

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/01/06/20060106000016.html

韓国での出来事です。

娘が携帯電話で自殺するという父の連絡を受けて、消防防災庁と検察、警察に次々と父を探してほしいと頼んだが、公務員たちは本人が認めていない携帯電話位置追跡は、「法に反する」とし、拒否した。
結局、父親は自殺した。この事実が判明した翌日、情報通信部は「こうした場合、位置追跡をしても決して違法ではない」と発表した。

日本でも、同様のことが起き得ますが(実際に起きているでしょう)、自殺自体は犯罪ではありませんから、裁判所の令状を得て、上記のような位置追跡を行うことはできません。それでは、無令状により、携帯電話業者等の協力を得て、そういった作業が行えるか、と言えば、日本でも同様の事態が生じる可能性が高いでしょう。