http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051223-00000009-jij-soci
「天皇および皇族は、国民と苦楽を共にすることに努め、国民の幸せを願いつつ務めを果たしていくことが皇室の在り方として望ましい」との考えを示し、「この在り方が皇室の伝統ではないか」と述べた。
昔、小学校で道徳の時間があり、その際、仁徳天皇が、民家から立ち上る煙が非常に細くて弱々しいことから、民衆が困窮していることを知り心を痛め、3年間、税を取るのをやめたところ、宮殿は荒れ放題になったものの、民家から立ち上る煙は太く勢いがつき、民衆の暮らしが豊かになりました・・・というお話を勉強したことがありました。
なぜか、その道徳の教科書の中の挿絵のことを鮮明に覚えており、民家から立ち上る非常に細くて弱々しい煙を、本当に寂しそうに眺め心を痛める仁徳天皇の姿が描かれていました。他のことは全然覚えていないのに、そのことだけを覚えているということは、小学生の私にとって、かなり印象的だったのだろうと思います。
この記事を読んで、その記憶が改めて蘇ってきました。