ローマ法王、28日に退位=85歳「年齢のため」―後継者3月末にも選出・バチカン

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130211-00000069-jij-eurp

法王の任期は原則として終身制で、途中退任は異例。

報道によると約600年振りの途中退任ということですが、このニュースに接して、日本の天皇についても、こうしたことは考えられる必要があるのではないかということが頭に浮かびました。古くは、天皇が上位して上皇になる、といったことが行われていましたが、現在の皇室典範では、生前譲位は想定されていません。しかし、天皇が高齢になれば国事行為等の公務遂行が困難になり、無理をすることで、公務遂行自体が困難になったり健康を大きく損ねるということも十分あり得ます。女性宮家の創設や女性天皇の可能性といった点に加えて、天皇の生前譲位についても、今後、検討する必要性を感じます。