宇治小6刺殺 容疑者供述「女児いなくならなければ生きていけない」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051212-00000001-san-soci

宇治署の調べに対し、「紗也乃さんがいなくならなければ、生きていけないと思った」と供述

私も、かなりの数の犯罪者と接してきましたが、報道から感じる、この被疑者の特徴は、論理が著しく飛躍すること、飛躍の中で自らの攻撃性、暴力性を抑制できないことですね。
重大殺傷犯に、時々見られるタイプです。
塾講師の仕事を続けていたということですから、精神病ではないと思われますが、特異な性格の持ち主であったことは否定し難いと思います。そういった特質が、既に報道されている前科(過去に大学内で起こした窃盗・傷害事件)の原因にもなっていた可能性もあるでしょう。

「ゼミ担当の教授が会見 宇治、小6女児殺害事件で同志社大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051212-00000047-kyt-l26

によると、ゼミの担当教授は、

「(2003年の窃盗、傷害事件からの)更生の気持ちを彼から十分感じていたので、驚き、意外という気持ちだ」

「ひいき目かもしれないが、しっかり勉強していると信じていた」

などと語ったとのことですが、人を見る目がなかったと言われても仕方がないでしょう。