[]刑事事件余罪100件以上か ひったくり男逮捕

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171209-00022855-houdouk-soci

練馬区板橋区を中心に、都内では同様のひったくりが100件以上起きていて

こういう事件で、警察が被疑者の自宅や関係先を捜索すると、余罪につながる証拠品(盗品など)がごっそりと発見、押収されることがあります。ただ、それについて、被疑者が、「盗んだものではなく拾ったものだ」あるいは「もらったものだ」などと、窃盗の事実を否認することも多く、被害者や目撃者の証言や防犯カメラ画像等から窃盗事実が立証できないと、窃盗か占有離脱物横領罪のどちらか、といった起訴はできませんから(どちらか断定できないでは有罪にできません)、余罪については起訴できず、ということになることも多いものです。過去に捜査で経験した、そういう状況を、記事を読み思い出していました。