ハリケーン現地視察、米大統領急きょ取りやめ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000202-yom-int&kz=int

視察取りやめを決める前に訪れたワシントンの連邦緊急事態管理庁FEMA)では、記者団から「ハリケーン地帯に行っても邪魔になるだけ」「(対応の遅れが指摘された)『カトリーナ』の埋め合わせでは」などと厳しい質問が飛び、大統領自身が「(防災対策の)大事な仕事の邪魔はしない」と釈明させられる一幕もあった。

「指揮官先頭」は、昔から重要なこととされていますが、時と場合にもよるわけで、こういった大災害の現場に最高指揮官が飛び込んで行ってうろうろしていることによる迷惑も考えるべきでしょうね。
むしろ、現場の状況が的確に把握できる状況に身を置き、FEMAを大統領の直轄下に置いて(長官とは常に直接連絡が取れるようにして)、あらゆる事態に対し、大統領の権限で即座に対応し、あらゆる人や物を投入できる態勢を構築しておくことが急務だと思います。
こういう報道に接すると、パウエル前国務長官がいれば、という思いを禁じ得ません。