ボーガン所持、許可制に スポーツ射撃に限定 銃刀法改正案を閣議決定

ボーガン所持、許可制に スポーツ射撃に限定 銃刀法改正案を閣議決定(時事通信) - Yahoo!ニュース

改正案は、クロスボウについて「引いた弦を固定し、解放することで矢を発射する仕組みを持つ弓のうち、人の生命に危険を及ぼすもの」と規定。警察庁によると、現在流通している威力が最も低いものでも対象になる。

 これだけ殺傷能力の高いものが、今まで銃刀法の規制を受けず野放しで放置されていたことが驚きですし、今になって法改正でこういった規制ができるのであれば、もっと早期にできていたはずであって、銃刀法の所管官庁である警察庁の怠慢には著しいものがあると思いますね。

市中には相当数のボーガンが存在しているはずで、改正法成立後は、そういったものにいかに対処するかが大きく問題になるでしょう。地下で、闇で取引されるボーガンも増えそうであり、法改正後の取り締まりにも大きな課題があるように感じます。

 

全豪Vの大坂なおみ選手が持ってた「お守り」はコレ?…八幡宮に問い合わせ殺到

全豪Vの大坂なおみ選手が持ってた「お守り」はコレ?…八幡宮に問い合わせ殺到(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

お守りは大坂選手のラケットバッグにつけられ、コートに入る際などの映像にも映っていた。表には赤地に白虎の刺しゅうが施され、「丸に三つ引き両紋」と呼ばれる同八幡宮の神紋もある。

 記事を読み、これは御利益がありそうだな、と思い、白崎八幡宮のサイトで1つ、注文しておきました。入荷まで時間がかかるようですが、いずれ手元にくるでしょう。

赤くて、なかなか良いデザインで、大坂選手もそういうデザインが気に入って身につけていたのではないかと思います。

手元に届いたら、バッグか何かにくくりつけておきたいと考えています。

中国で実刑の邦人帰国へ 伊藤忠商事の男性社員か

中国で実刑の邦人帰国へ 伊藤忠商事の男性社員か(共同通信) - Yahoo!ニュース

関係者によると、日本国内で勤務していた男性は広州市を訪問し、18年2月、同市国家安全局にスパイ容疑で拘束された。19年10月15日に、広州市の中級人民法院(地裁)が、国家の安全に危害を与えた罪で、男性に対し懲役3年の実刑判決を言い渡し、服役していた。

従来の報道を見ていると、公安調査庁等から協力依頼を受けた民間人が情報収集を行う中で中国当局の摘発の網の目に引っかかった、という流れが見えてきます。確かにそうかもしれませんが、私は、日本国内の情報機関の中に、いわゆる「もぐら」がいて、中国当局に、情報活動の実態が流れているのではないかという疑念を前から持っています。

記事にある人物は、報道によると、日本国内で生活、勤務していたのが中国へ行った途端に摘発、拘束されたとのことであり、中国当局が、予め何らかの情報を得て中国入国時からマークしていたことは十分に考えられるでしょう。

最近、こうして服役を終えて帰国する人がポツポツと出ていますが、日本の当局関係者は、摘発、拘束の状況を丹念にヒヤリングして、情報もれ、組織内のもぐらの存在の可能性を真剣に検討し、あぶり出しに努めるべきでしょう。

香港は、既に中国本土と変わらない状態になっており、日本での行動、発言状況を問題視した中国当局が、香港に入国した日本人を、適当な罪状をでっち上げて摘発、拘束するという事態も、現実的な危険性として念頭に置いておく必要があります。

 

「コロナ治療」で広がる輸入 未承認薬、厚労省「安易な服用控えて」

「コロナ治療」で広がる輸入 未承認薬、厚労省「安易な服用控えて」(時事通信) - Yahoo!ニュース

「コロナに効く薬を求める客は重症リスクの高い50~60代に多い」。ある代行業者は、イベルメクチンだけでなく、感染予防などの目的で注文される未承認薬は複数あると明かす。背景には、コロナ治療薬として国が承認した「レムデシビル」と「デキサメタゾン」が、医師の処方なしに入手できないことがあるとみられる。

 「溺れるものは藁をもつかむ」と言いますが、藁であれば何の役にも立たないだけで終わりますが、こういった未承認薬は、お金がかかるだけでなく重い副作用で健康を害したり最悪の場合は死んだりといったことも起きかねず、とんでもない藁になりかねない怖さがあります。

こういう時こそ、浮き足立たず平常心を保ち、妙な薬や怪しげな健康法には手を出さず、客観的に有効性が高い方法をできるだけ取り入れていくことが必要不可欠でしょう。記事を読み、そのことを強く感じました。

「直感と論理をつなぐ思考法」

 

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

  • 作者:佐宗 邦威
  • 発売日: 2019/03/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 参加しているビジネス書読書会の、今月の課題図書になっていたので通読してみました。最近、読んだビジネス書の中では、かなりおもしろい、刺激を受ける1冊でした。

著者は、「妄想」をまず打ち立てて、そこから試行錯誤、フィードバックを繰り返しながら具体化、具象化していくモデルを推奨します。様々なデータを分析、計測しながら積み上げていくような論理先行の方法には限界があるとします。そういった著者の見方、考え方が、本書では、様々な具体例、エピソードを交えながら紹介されていて、私自身も、あ、そういうことがあったな、といった思い当たることもいろいろとあって、おもしろく、楽しく読むことができました。

私も経験することが少なくないのですが、ごちゃごちゃとした複雑な案件では、ごちゃごちゃしたものを眺めているだけでは、なかなか着眼点も切り口も見出せません。ここが着眼点ではないか、ここが切り口ではないか、といった妄想力(直感力)を駆使して初めて進むべき方向性が見えてくることもあるように思います。

勉強会の席でも言ったのですが、そういった妄想力(直感力)や、そこからスタートして具体化、具象化していくに当たってのバックグラウンドの厚みというものが必要不可欠であると思います。そして、そういったバックグラウンドを培養するためには、日頃から地道に読書を積み重ね建設的な情報収集を怠らない、不断の努力が欠かせないと感じるものがあります。

単に直感に依存するのではなく、直感を論理へとつなげていける、そういう自分を、日頃の努力により形成しておくことが必要であると、読み終えて強く感じました。

「関白秀次の切腹」

 

関白秀次の切腹

関白秀次の切腹

 

 この本が出版された頃だったと思いますが、著者が主張する、豊臣秀次切腹豊臣秀吉の命によるものではなく自発的なものだったのではないかという説が報道で出ていた記憶があり、印象に残っていました。最近になって、これを通読することができました。

史料を丹念にたどっていて、読むのに結構、時間がかかったのですが、確かに、著者が主張するように、当初は秀次を高野山に幽閉するという趣旨の命令が出ていたのが、一転、切腹という事態になり、しかも、切腹命令とされているものの信憑性にも疑問があって、幽閉という方針と切腹という結果に大きなズレがあります。そこに、秀次の抗議の自発的切腹という可能性を見出そうとする著者の考え方には、一定の説得力があるように感じられました。

ただ、史料に基づくと史料の範囲内でしか考察できませんが、幽閉という「表」の方針の「裏」に、切腹という隠された方針があったのかもしれず、高野山に上った秀次へ使わされた福島正則らの秀次への対応が、史料としては残っていないだけに、著者の考え方とは別の可能性もあるようにも感じられます。あくまで、資料を丹念に分析した上での有力な考え方という位置づけにした上で、秀次事件にはなお大きな謎、闇があると捉えて、新資料による真相解明にも期待する必要があるように、私には感じられます。

司馬遼太郎関ヶ原」の中で、黒田官兵衛が、太閤秀吉の世が終わることを人々が望んでいたと述懐するシーンが出てきますが、そう望んだ大きな理由の1つが、この秀次事件であったことは間違いないでしょう。豊臣家の権力構造や、それが崩壊していく過程を考える上でも、秀次事件は今後も有益な材料を提供してくれる、そういう事件だと、読み終えて感じています。

 

 

 

 

 

JR西社長「経営悪化でローカル線維持困難」 廃線視野に見直し

JR西社長「経営悪化でローカル線維持困難」 廃線視野に見直し(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

JR西日本の長谷川一明社長は18日の定例記者会見で「ローカル線の維持は難しくなっており、今後の在り方について協議していく」と述べ、廃線を視野に入れた見直しに言及した。バスやLRT(次世代型路面電車)への転換などを地元の関係者らと話し合いたいという。

  鉄道の路線を維持するためには、人を配置し、安全性を確保、維持できる保守点検を行うなど、莫大なコストがかかります。それを最低でも収支トントンで行える利用者がいなければ、鉄道という形での維持は断念せざるを得ないでしょう。従来は、公共性など曖昧模糊とした概念で、その辺が誤魔化されてきた側面がありますが、利用者が負担できないコストを他に転嫁すれば、誰が負担するにしても不公平なことにしかなりません。

鉄道という形にこだわらず、記事にあるような手段とか、1人乗りとか2人乗りの安価な電気自動車、例えば

toyota.jp

といったものを地域住民が1人1台持って活用するなど、現実的で実現可能な解決策を見出し実行すべきだと思います。