猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町

猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町(HTB北海道ニュース) - Yahoo!ニュース

環境省によりますと、道内のクマの捕獲数は2014年度は555頭だったのが昨年度は1422頭に。ここ10年で3倍近くに増えています。 奈井江町は、去年市街地にクマが出たことを受け、先月、猟友会に出没時の初動対応を担う「鳥獣被害対策実施隊」への参加を呼びかけました。問題の一つとなったのは、出動した際の報酬です。

提示された日当は8500円。発砲した場合は1800円が加算されて、最大で1万300円です。 山岸辰人部会長:「みんな、それぞれ仕事をしているわけですよ。緊急で呼び出しであれば、その中から時間を割いて出られるものが出ていく。高校生のコンビニのバイトみたいな金額でやれ。ハンター馬鹿にしてない?って話ですよ」。

各地で熊による被害が続出し、駆除は人々の生命、身体を、守るために切迫した必要性がありますから、ボランティアやそれに近い人々に依頼して、できたらやってください、できないならやらなくて良いです、といった対応で済む問題ではないでしょう。

単に地方自治体レベルの問題とするのではなく、予算措置も含め、国が積極的に支援していくべきではないかと思われ、上記のような状況は速やかに改められなければならないと強く感じました。