偽情報、4人に1人が拡散 能登地震で 情報通信白書案

偽情報、4人に1人が拡散 能登地震で 情報通信白書案(時事通信) - Yahoo!ニュース

総務省は来月にも白書を閣議に報告した上で、公表する。6日に判明した白書の概要案は、能登地震で「異なる災害の画像や動画を添付した投稿」など、真偽不明の情報が拡散されたと指摘。調査で、こうした情報を「一つ以上見かけた」と答えた人の割合は42.7%に上った。拡散した理由は「注目してもらえる」のほか、「間違っている可能性があると注意喚起しようと思った」との回答もあった。

最近、問題になっているSNSを利用した投資詐欺でもそうですが、目の前に現れている情報を、疑問を感じることなく信じ込んでしまう人が非常に多いと思います。かつてのインターネットがない時代には、自分の目の前に現れる情報は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオいずれにせよ、情報源が確認され(不十分なものもありましたが)複数の人の目を経ていることがほとんだったものが、今や、インターネット全盛の時代になり、様々な情報が玉石混交状態で流布している、しかし、人々の意識、思考がそれに追いついていないのでしょう。

そういう中で、上記の記事に出ているようなことも起きているのだと思います。

情報リテラシーの強化は、21世紀初頭から繰り返し指摘されてきたことですが、いまだにお寒い状態であることが改めて感じられます。