捕獲の害獣、ジビエ料理で学校給食へ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110202-OYT1T00571.htm

鳥獣による農作物被害が深刻化するなか、和歌山県日高川町は捕獲したイノシシやシカの肉を使った「ジビエ料理」を、町立小中学校の給食のメニューに加えることを決めた。

口にした校長らに「牛肉や豚肉と比べても味は劣らず、子どもたちも気に入ってくれるはず」と好評で、栄養士からも栄養価に問題はないとお墨付きをもらったという。イノシシの肉は高カロリーでたんぱく質、脂質が多く、牛肉に代用でき、シカの肉はカロリーが牛肉の3分の1とヘルシーなため、鶏肉の代わりに使える。

好みもありますが、こういったジビエは、フレンチでは高級食材とされ、実際、食べてみるとなかなかいけるもので、私は、以前、シカ料理を初めて食べた際、そのおいしさに驚いた記憶があります。懐も含め、余裕がなく、その後、なかなか食する機会がないのですが。
害獣として、一定の頭数を駆除せざるを得なくても、それをうまく食材として生かすことで、単に駆除するだけでなく有効利用でき、記事にあるような試みは、今後、この問題を抱える地域で検討されるようになりそうな気がします。