前に買って、ちょっと読んだのですが読みかけになっていたのを、NHK大河ドラマ「どうする家康」で浅井家が取り上げられているのを観ていて読みたくなり、通読しました。
北近江の、さして大身でもない一戦国大名家に生まれた三姉妹が、長女は太閤の妻になり最後は大坂城とともに消え、三女は将軍の妻になり将軍家、天皇家に血統を残し、次女は姉、妹を繋ぐ役割を果たしと、それぞれがその生を全うし歴史に大きな名を残した、日本史上でも稀有な三姉妹であると、改めて感じ入りました。
著者の叙述もわかりやすく、理解が進み参考になりました。