なぜ20代の若者が強盗をしてしまうのか…危険な「闇バイト」から家族を守る具体的な方法

なぜ20代の若者が強盗をしてしまうのか…危険な「闇バイト」から家族を守る具体的な方法(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

詐欺においてもそうですが、実行役は逮捕されることが前提の「捨て駒」としての存在です。そのため実行犯の人手不足の状況が年中続き、SNSには闇バイトを募集する投稿が絶えません。

SNS上のあらゆるところに、犯罪グループの罠が潜んでいます。犯罪につながるようなワードを検索しない、危険そうなアカウントをフォローしないといった、きっかけをつくらない心がけも大事になります。

私は、30年以上、ありとあらゆる犯罪を見てきたので、こういった怪しい募集広告を見ると、見るだけでおかしいなとピンときますが、知識、経験がない若者だと、高額な報酬につい引かれてしまうということが起きやすいでしょう。しかし、世の中、1回の報酬が5万円とか10万円といった仕事は、犯罪でも犯さない限りあり得ませんので、高額報酬をうたうもの自体が怪しく、危険という発想、認識をしっかり持つべきだと思います。

間違って、乗ってしまってまずい立場になった場合、だからズルズルと加担するのではなく、最寄りの警察に駆け込んで保護を求めれば、保護してもらえますし、110番通報してパトカーを呼んで相談する方法もあります。あらゆる手段を講じて警察に保護してもらいましょう。