「韓国消滅」

 

たまたま知って読んでみました。韓国における様々な問題点、左右両派の対立や中国、米国、日本との関係、そういった関係の在り方についての考え方の違いなど、韓国通の著者の知識、見方が存分に披露されていて、なかなか読ませる内容になっていました。

日本の中でも、韓国や韓国国民に対しては、好感を持つ人もいれば持たない人もいて様々ですが、日本との間で、民主主義の基本的な価値を共有する隣国という関係があり、双方の国益にとって、友好関係を継続し相互に協力し合うことは非常に重要だと思います。その意味で、いたずらにいがみ合うのではなく、小異を捨てて大同につく、という精神で互いに臨んでいくことが今後も必要不可欠でしょう。本書を読み、改めてそのことを感じました。